ブラックベリーのフール

イギリス菓子かんたんレシピ第8弾は、暑い夏にぴったりのフールというお菓子です。

フールというのは、生クリームとフルーツのピューレを混ぜ合わせただけの、とってもシンプルなデザートです。

ちなみに英語のfoolは「お馬鹿さん」という意味ですが、語源はフランス語の「つぶすfouler」からきているようですので、決して「お馬鹿でもつくれる」とかそういう意味ではありません。

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夏の冷たいデザートとして人気があります。暑さの厳しい夏には、よーく冷やして食べるのがおすすめです。

イギリスではフールといえば、グーズベリーというベリーを使うようですが、日本ではなかなか手に入らないので今回はブラックベリーでつくってみました。

 

〈材料〉(二人分)

ブラックベリー・・・10コ

レモン汁・・・小さじ1

砂糖・・・大さじ1

バニラエッセンス・・・1,2滴

生クリーム(脂肪分の多いもの)・・・150g

生クリーム用砂糖・・・大さじ1

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〈レシピ〉

ブラックベリー、レモン汁、砂糖を鍋に入れ弱火で煮込み、つぶしながらピューレ状にする。飾り用にブラックベリーは一つ取っておく。

②冷蔵庫で①のピューレを完全に冷やす。

③泡立てた生クリーム(砂糖大さじ1)、②とバニラエッセンスをざっくり混ぜ合わせて、最後に残しておいたブラックベリーを飾り、できあがり。

〈ポイント〉

イギリス流では、ダブルクリームという脂肪分の高いクリームを使用するため、今回は脂肪分48%の生クリームを使用しました。私もそうなのですが、生クリームが苦手な方は、半量を水切りしたヨーグルトやクリームチーズ、カスタードなどで代用するとちょうどいいかもしれません。

バニラエッセンスの代わりに、リキュールやエルダーフラワーなどのフラワーウォーターで香りづけしてもいいそうです。

単純な工程なので、是非自分流にアレンジしてみてください!