ティーケーキとは?
秋真っ盛り、紅葉が美しい季節になりましたね。
食欲の秋と言いますが、今回は紅茶に合う「ティーケーキ」という食べ物をご紹介したいと思います。
「ティーケーキ」と聞いて想像するのは、おそらく紅茶が入ったケーキではないでしょうか。インターネットで調べてみると、なるほど紅茶を練りこんだパウンドケーキなど割と想像通りの画像が出てきます。
でも、よく見てみるとこれはケーキ?と思うような丸パンを横半分に切ったような食べ物もヒットします。
イギリスでティーケーキというと、後者のパンのようなものを指すようです。紅茶と共にサーブされるからということでしょうか。
上は、私がつくったティーケーキです。
作り方はパンと似ていますが、ティーケーキづくりで絶対忘れてはいけないのはスパイスです!
以前ウェルシュケーキのときにも使いましたが、オールスパイス・シナモン・ナツメグとスパイスを駆使してつくります。レシピによってはスパイス単品だけだったりもします。
生地にレーズンなどのドライフルーツを練りこみますが、スパイスが入っているので甘ったるくなく、おかずパンに近いです。そして何より、紅茶と合うのはこのスパイスのおかげに他なりません。
それから、大事なのは食べ方です。
というのも、私はイギリスのスーパーでティーケーキを買っていたのですが、買ったそのままだと、まあなんてことはないちょっと変わった風味のレーズンパンという感じでした。
でもこのティーケーキ、基本は横半分に切ってトーストしたものに、バターを塗って食べるのが一般的のようです。
試してみましたが、おいしい!さすが名前がティーケーキだけあって紅茶と合う!
うーん。。。スコーンもそうですが、やっぱりイギリスは食べ方にポイントがある食べ物が多い気がします。現地流で食べると抜群に美味しいのに、そのまま知らずに食べると大して美味しくないと思われてしまうのは、なんだかもったいない気がします。
ちなみに、UKサイトでティーケーキを少し調べてみましたが、ホテルだと朝食に、あとはサンドイッチやフライドポテトなどと一緒に街のカフェで売られていたりと、結構カジュアルな食べ物みたいですね。
実は、今回パンをつくるのが初めてでした。レシピはまた少し練習してからのせようと思いますので、気長にお待ちいただければと思います。