ウェンディさんのウェルシュケーキ
先日の台風すごかったですね。うちの地域の近くも川が増水して避難警報が出ていました・・・
大抵台風の予報が出ているときは、食べ物を買い込んで家にこもるのですが、先日はお菓子の材料を買い込んでひたすら作っていました。
上の写真は、英国フェアで買ったジャムについていたレシピでつくったウェルシュケーキというお菓子です。フライパンで焼ける手軽なお菓子で、ミルクティーによく合います。
オールスパイス、シナモン、ナツメグといったスパイスを使います。初めてこういったスパイスを使いましたが、封を切って香りを嗅いだ瞬間、イギリスで食べたお菓子の記憶がよみがえりました!とくに、オールスパイス!
レシピは載せていいものかわからなかったので、後日自分流にアレンジしたものをアップできたらと思います。ネットで調べてみると、ミルクティーとの組み合わせが日本でも意外と話題?になっているようでした。食べてみたらきっと、うんうん、とうなずいてもらえると思います。
ちなみに家にこもっているあいだに、牛乳から自家製のクロテッドクリームをつくってみたのですが、あえなく失敗しました。うーん・・・もうちょっと研究を重ねてみます。
阪急うめだ 英国フェアレポート⑤ ラスト
ちょっと話題の旬が過ぎてしまいましたが、最後のレポートです!
2回目の英国フェアでは、2つのイベントを見ることができました。
まずは、英国菓子研究家の砂古珠緒さんの講演。
最後5分くらいしかお話を聞けなかったのですが、研究の一環としてイギリスの古文書を読み解いて古いレシピを再現されているとか。お菓子の名前もなかったりするので、現地の方に聞いて答え合わせをしたり・・・すごい!
ウェッジウッドとコラボレーション?したイベントだったらしく、周りにはウェッジウッドの新商品が。最初聞けなかったので、どういう経緯なのかわからずじまい。すみません。
展示されていたティーナプキンの刺繍が可愛かった!!
そして下の写真は新商品『ワンダーラスト』のカップ&ソーサー。旅をテーマにしたエキゾチックなデザインで、今出ているウェッジウッドのデザインで一番好きかもしれません。
もう一つのイベントは、英国皇室研究家のにしぐち瑞穂さんの講演。
この方は、お話がすごくおもしろかったです。写真がなくて申し訳ないですが、英国王室の写真を見ながら、なるほどそこに目をつけるのか!というプロならではの視点で解説されていて、ちょっと近くを通っただけだったのですが、引き込まれて最後まで聞いてしまいました。
印象深かった内容をいくつか・・・
☆ 王子お披露目のときのキャサリン妃のドレスは、赤ちゃんが女の子でも男の子でも対応できるように同じドレスを2色用意されていたそう。でも、国民から公費の無駄遣いを指摘されて、王女お披露目の際はどちらでも対応できる「イエロー」を着用。英国王室は、意外と国民の目を気にしてるんですね。
☆ ダイアナ妃のウエディングドレスは、デザイナーが馬車のサイズを計算し忘れてしわくちゃになっていた!?他にも、式直前にダイアナ妃が香水をこぼしてドレスに出来たシミを、大きなブライダルブーケで隠し通していたなど、結構ハプニングの多いウェディングだったようです。
☆ エリザベス女王の一日のお食事は、朝にストレートのアールグレイとビスケット、お昼はシリアルなどの軽い食事で、そのあとは毎日必ずフルコースのアフタヌーンティー。夜はとにかくお肉を召し上がるのが好きで、ワインが苦手な女王はシャンパンで一日を締めくくるとか。なんだか、期待を上回るイギリス女王らしい一日でした。
あとは、エリザベス女王のファッションなどのお話もありました。いつもとっても鮮やかなカラースーツと帽子をお召しですが、女王のファッションもまさにイギリス女王という感じで、すごく好きです。
というわけで、一応今年の英国フェアレポートはこれで以上です。
最後に、まだ紹介していなかったお買い物を。パートリッジのダージリンと、リントンのゴールドブレンド、ロビンのティーバッグトレイです。
紅茶は買い貯めたものがまだあるので、開封は先の楽しみにとっておきます!ロビン(こまどり)は可愛すぎてつい・・・ほそーい足が悶絶ものです。
それから、在庫切れで買えなかったベティブラウンというティーポット。いつか手に入るといいなあ。
たぶん、1年で1番私がしゃべるブログが終わってしまいました(笑)次からは、また普通の記事に戻りますので、今後ともよろしくお願いします。
阪急うめだ 英国フェアレポート④
ここ数日の雨で、すっかり気温が下がりましたね。今朝は寒さで目が覚めました。もうそろそろ暖かい毛布が欲しいかも・・・
今日は英国フェア最終日ですが、厚着して出かけほうがよさそうですね。
日曜のレポートの続きです!
★ストックウェルセラミックのボタンを買い足しました
★レアバード(アートステージ)
ハリスツイードのコーナーに陶器のボタンがあったので、購入しました。陶器ならではの味があっていい感じです。昨年も出ていたのですが、前回は襟元に巻くこんなコラボレート商品を買いました↓
カラレットという商品名ですが、首巻きとか襟飾りとかいう意味だそうです。今年もカラレットが並んでいたので、阪急うめだの英国フェアでは定番商品になっているかも?
★ウェンディさんの手作りジャム
コッツウォルドハニーのブースにあった、英国製手作りジャムです。完全にパケ買いです(笑)他のジャムも色々みたんですが、一番手作り感があって美味しそうだったので買ってみました。今度ヴィクトリアサンドイッチケーキを焼いたら使ってみようと思います。
ちなみに、今回の英国フェアで販売されていたヴィクトリアスポンジケーキのジャムはチップトリーという英国王室御用達ブランドでした。欲しかったですが、案の定売り切れていました。
あとは、気になったもののメモです。
毎年すごく気に入るものがあっても、すぐ忘れてしまうのであとで後悔するんですよ。。
★ビュート
ロイヤルファミリーの所有するスコットランド・ビュート島のファブリックを使った小物やクッションなど。生地がとにかく上質で、色合いも絶妙!クッション大好きで色々見てきていますが、こんな上品なクッションなかなか見かけないです。
★エマブリッジウォーター
私の思うイギリスらしさの詰まった食器です。下の写真の文字の入ったシリーズなんかは、本当にかっこいい!!
★ダヌーン(アートステージ)
かわいいプリントのキッチングッズ。どれも色鮮やかで、キッチン回りが明るくなりそうです。下のトレーのプリントは北大西洋と北極海に生息するパフィンという名前の鳥です。イギリスでは、色々な島の観光でパフィンに会いに行くツアーが組まれています。いつか行きたいなあ。パフィンは1:29~
英国フェアレポート、驚きのまだつづきます
阪急うめだ 英国フェアレポート③
英国フェアにもう一度行ってきましたー!
買い足したものや新たな発見など、ちょっとずつアップしていきたいと思います。
前回すごい行列で入れなかったザ・ポーリーティールームThe Polly Tea Roomsですが、日曜の昼間は思ったより空いていてすんなり入れました。
先日カフェ・ル・パンで食べたザ・プリンシパル・ロンドンのスコーンも美味しかったですが、ザ・ポーリーティールームのスコーンもまた違って美味しい!
「外はサクサク、中はしっとり」という表現をよくしますが、このスコーンは「外がザクザク」です。どうやったらこんな歯ごたえになるんだろう?
余談ですが、このティールームのあるマルボロウという町をGoogleMapのストリートビューで検索してみましたが、赤いレンガと白壁の入り混じるザ・イギリスの郊外の町という感じで、思わずちょっと探検してしまいました。
そしてさらに余談ですが、ティールームの天井にかかっていたシャンデリアがかわいかったです。
英国フェアレポート、しつこいですがまだ続きます!
阪急うめだ 英国フェアレポート②
今回の英国フェアで個人的に気に入ったものを書いていきたいと思います!
★ストックウェルセラミック
陶器のボタンの販売です。ブースの一角でデザイナーさんが実際に陶器の型抜きから実演されています。
薄くて繊細なボタンなんですが、とにかく可愛い!!!手芸をする人間にとってはたまらないんじゃないでしょうか。10時から4時頃までいましたが、ここのブースの前は常に人が多くてなかなかボタンまでたどり着きませんでした(笑)私も実際いくつか購入しましたが、早速何に使おうかあれこれ考えてしまいます。
★ケティ・アリス
キュートな柄の食器の販売です。こちらもブースの一角でデザイナーのアリスさんがスケッチブックに絵を書いて実演されています。
デザインはイングリッシュガーデンをモチーフにしているそうで、こちらではマグカップを購入しました。大きめサイズで使いやすそう♪
カップには"have a cup of tea and fly away with me"の文字と鳥や花のイラストが。デザイナーのアリスさんと写真を撮らせていただきましたが、アリスさんもめちゃめちゃキュートでした。penglanの名前入りでサインももらってしまいました!
★アンドマリー
めずらしい陶器アクセサリーのお店です。スコットランドのお店で、ペンダントトップが、これでもかというくらい可愛い動物の形をしています。こちらは去年も出店されていて、私はペンギンのペンダントを迷いに迷って買ってしまいました。ほとんどつけないと分かっていてもあまりにも可愛すぎて・・・
今年は動物が服を着ていたり、なわとびをしていたり、新作をいくつか紹介していただきました。
★レイチェル・ライリー(祝祭広場)
子供服のお店です。ジョージ王子が着用されて、今イギリスで大人気のようです。レイチェル・ライリーさんご本人が祝祭広場のブースで刺繍されています(15日まで)
こども服なので、残念ながらこちらでは何も買い物できませんでしたが、もし自分でも使えるようなちょっとした小物なんかがあれば、絶対ほしい!!と思うようなかわいい刺繍デザインばかりでした。
★ペンハリガン(祝祭広場)
イギリスの老舗のフレグランスのお店です。ここの香水は、ほんとにほんとに大好きで憧れの香りです。PORTRAITS〈ポートレート〉というコレクションが置いてあったのですが、それぞれの香水に人の名前がついているよう。その中のローズという香りがあまりに素敵すぎて、家に帰って調べたのですが、ペンハリガンが香水で上流階級の人々の物語を描いているということで、物語のキャラクターが香水の名前になっていたようです。初々しいバラのつぼみを思わせる侯爵夫人・・・・たしかに、それにふさわしい気品のある香りでした。でも、つけるにはちょっと気おくれしそう(笑)ちなみにおこがましいですが、ペングランのペンはペンハリガンから取っていたりします。
★DENBY(アートステージ)
ストーンウエアというイギリス製陶器のお店です。ストーンウェアというと、ちょっと民芸風のデザインをイメージしていましたが、こちらで販売されているものはモダンでシンプルなデザインの食器でした。こんな食器に料理を盛り付けてみたい!と思うような絶妙な風合いで、ちょっと揃えてみたいなと思いました。食器棚がもっと広ければですが・・・
レポートまだまだつづきます
阪急うめだ 英国フェア初日レポート①
英国フェア初日行ってきました!
ものすごい混雑であまり写真は撮れませんでしたが、ちょっとでもフェアの熱気が伝わればと思います。
10月11日フェア初日、10時開店と同時に入店。阪急百貨店のどの入り口もすごい人だかりでした。9階にたどり着いたのは、開店してせいぜい5〜10分程しか経っていなかったと思いますが、数の少ない限定商品はすでに完売しているようで、人気のスコーンやショートブレッドのブースにはすでに長蛇の列が…さすが英国フェアという感じです。
あれもこれも気になり過ぎて、どこから見たらいいか決められなかったので、とりあえずスコーンとヴィクトリアスポンジケーキを食べることに♪
朝一でカフェは空いていましたが、店員さんが少ないのか11時頃まで待ちました。
スコーンもケーキもかなり大きい!友達とシェアして食べましたが、昼過ぎまでお腹いっぱいでした(笑)
スコーンはプレーンとレーズンの二種類で、roddasのクロテッドクリームとストロベリージャムがついています。ヴィクトリアスポンジケーキは間にラズベリージャムと生クリーム?が入っています。
ヴィクトリアスポンジケーキは生地がしっかり膨らんでいて、程よくパンチの効いたお砂糖の甘みと、甘酸っぱいラズベリージャムがとってもバランスが良くて美味しかったです。
レポートは次に続きます
Food Presentation:ショートブレッド
いよいよ明日、阪急うめだの英国フェアが始まります!私も行く予定ですが、開催50回記念ということもあって、例年以上に力が入っていて楽しみです。
さて第2回目のFood Presentationですが、ショートブレッドに飾り模様を入れてみました。レシピはこちら
イギリスには飾り模様の入るショートブレッド用の型も売っているようです。
今回は、家にある道具で簡単にできる飾り模様の入れ方をご紹介します。
1.麺棒でレシピの生地を厚さ1センチ程度に伸ばす
2.ケーキ型の底の大きさに合わせて丸く切り抜く(ケーキ型の底が外れる場合は、外した底を生地にのせ、周りをナイフで切り取るとぴったりサイズになります)
3.生地の外側から約1㎝内側に、円周に沿って型をつける
4.3でつけた型の外側に、フォークの持ち手などで斜めに飾り模様を入れていく
5.3でつけた型の内側にお箸などで飾り穴をあける
6.焼きあがったあとに切り分けやすいように、好みの大きさに切り目を軽く入れておく
コツは、飾り模様を少し深めに入れておくと、焼いているときに模様が消えずに綺麗に仕上がります。
6の工程では、軽く線を入れておくだけで大丈夫です。焼き上がり直後、生地が冷めるまでは、簡単にナイフが入ります。
比較的シンプルな飾り模様をご紹介しましたが、ショートブレッドは焼く前も焼いた後もとても扱いやすいので、模様をつけたり、形を変えたり、色々試してみてください。